Rubber band GUNS  シュレディンガーの猫

Rubber band GUN Maker
シュレディンガーの猫
by HAKUDOH
ロシアのモスクワで創業し,北海道は旭川・稚内・士別と移転しながらゴム銃の工房を構えています。
ブランド名「MOSRINI」改め「シュレディンガーの猫」ということで、今後お見知りおきください。

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2015.02.16 Monday

アルミ板にコンピュータ出力でエッチング

以前からやってみたかったこと。
それが、アルミに対してパソコンから画像や文字を出力したものをエッチングで掘ること。

本格的にやるなら感光乳剤をアルミ板に引いて感光してマスキングを作ってからエッチングとなるのだろうが、アマチュアには敷居が高すぎて挑戦していなかった。

しかし、最近、テプラの「転写テープ」なるものを発見。
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/cartridge_pro/21
テプラで出力したものをインスタントレタリングのように転写できると言うではないか。

これをマスキングに使えば、コンピュータから出力したデータでエッチングが彫れるはずだ。

しかし、紙に転写することを前提に作っているらしく、金属への密着度など、全く未知数。
下手をすると全く転写できない可能性だってあった。

それでもとにかく試してみる価値はあると思い、早速お取り寄せ。


トレードマークの銘板を作ってみた。

とにかくずれないようにアルミ板の上に固定。



こする棒が無いので、とりあえずハイユニの頭のプラスチック部分でコシコシ。
途中様子を見ながら精一杯こすってみたが、所々転写できていないところも。
まあ、エッチングの腐食条件も全く未知数なので、これはこれでとりあえず、腐食してみることに。



で、できたのがこれ。


転写が切れているところはもちろん傷となって出てしまっている他に、猫のひげが一部朽ち果てている。
塩化第二鉄溶液が濃すぎたようで、これはこれで一つの経験。
とにかく、転写がうまくできれば相当忠実に出来上がることがわかった。

後は転写のテクニックを磨くことと、腐食の条件を詰めていけば、実用になりそうだということがわかった。

テプラの転写テープはエッチングに使える。
これは大きな収穫である。
 

22:08 | 製作過程 | comments(0) | - | - | - |
2014.07.13 Sunday

ゴム銃教室用単発競技銃 MP−002

8月に予定しているゴム銃教室用の単発競技銃の試作をした。

既にMP−001で


○そのまま競技銃として使える命中精度の高さと装填性の良さ。
○からくりっぽさと作る面白さを十分に味わえるスライドシア方式。
○グリップや銃身に一人一人がオリジナリティを発揮する余地を残す。

などのポリシーに関してはある程度満足いくものであったが、

○コストの高い平行ピンの使用を極力避ける
○回転軸や平行シアのガイドに1.4mm×19mmの釘を使い、材料費を大幅に削減したこと。
○機構部の上部を塞がないことで、機構の動作を直接見られる様にするとともにトラブルシューティングを容易にした。

等の改善を行った。

図面のpdfファイル
http://gallery-h.net/photo/mp002.pdf

リンクが開かない場合はアドレスバーに下記をコピペしてください。
http://gallery-h.net/photo/mp002.pdf





18:57 | 銃本体 | comments(0) | - | - | - |
2014.07.02 Wednesday

写真の追加

JUGEMテーマ:趣味
最近 、新作が進まないのですが、新しいカメラで撮り直したものがあったのでアップします。

金属の美しさが表現できているでしょうか。







 

08:45 | 銃本体 | comments(0) | - | - | - |
2013.04.27 Saturday

ニックネームは”Russian blue”

近年のゴム銃界では多くのガンスミスが作品に愛称をつけている。

私も・・・・と思い、つけたのが「ルシアン・ブルー」

まあ、青い銃身に引っかけただけなのだが。

そんなわけで、記念撮影の御供はウヲツカの中から「ルースキー・スタンダルト」






09:57 | - | comments(4) | - | - | - |
2013.04.27 Saturday

SK−001”Russian blue" 完成

ずいぶんかかってしまったが、取り組んでいたSK−001が完成した。

精密な感じを出すべくずいぶん苦労した。

モッサリ感が残ってしまったが、自分的には過去最高の出来だと思っている。

命中精度はそれなり・・・というか時間さえ気にせず、平穏な精神状態で撃てば静的射撃で的を外すことはない。

狙いやすさも、光学機器なしとしては文句はないはず。






09:47 | - | comments(1) | - | - | - |
2013.02.08 Friday

仮組完了

JUGEMテーマ:趣味

なんだかんだで仮組完了。

アルミ部品の一部は外して研磨、アルマイト処理を施す。

グリップはもうちょっとフィット感を高めてから塗装。



22:18 | 製作過程 | comments(0) | - | - | - |
2013.02.03 Sunday

SK-001 の制作

一点モノシリーズのその後。

いつも頭を悩ませるのが、トリガ回り。

一番のインターフェイスであり、ヴィジュアル的にも工夫のしがいのある部分である。

で、トリガの製作途中。
8mm角のアルミ材に3mmの真鍮棒をねじ込み、ナットでさらにゆるみ止め。
そこに5mmパイプに3mmの穴を開けたものを通す。
上下に動くのを止めるのは3mmの六角ビス。
指に当たる部分は4mmアルミで作り、2.5mm皿ビスでネジ止め。



銃身に取り付けてみると、こんなかんじ。






作りかけのグリップをはめてみる。




これからはグリップの仕上げと、装填性の向上のためにさらにアルミの銃身を重ねる。






14:57 | 製作過程 | comments(1) | - | - | - |

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